秋田コアラのマーチ

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駄作「カエルの楽園」レビュー。3分の2以上のページが無駄だと思う。。。こんなのがベストセラーか、、

本屋さんに行くとやたらと目につく

「カエルの楽園」百田尚樹

を読みました。

 

直感では「面白くないだろうな」って思ったんですが、

食わず嫌いはダメだと思って、購入し読んでみました。

 

はじめの20ページくらいは冒険的な要素があって、

興味深く読み進めることが出来ました。

 

しかし、ナパージュ(国の名前)に到着してからは、

ダラダラとした印象を受けます。

 

このダラダラとした感じに、百田さんはメッセージを残してると

考えることも出来ますが、100ページ以上ダラダラで、最後は

速く読み終わるのに必死でした。

 

この本の帯には、

「これが私の最高傑作!!」

「トランプの発言を当てた預言書」

 

って感じで、物凄い高評価でした。

 

本当にみんなこれを読んだのか疑問になります。

 

Amazonのレビューも高評価が多すぎて、吐き気がしました。

 

「これってナパージュの状況と同じじゃないのか、、、」

 

食わず嫌いはダメだって理由で読みましたが、食わなくて良かったと

思っています。

 

こんな本が10刷りだったり、ベストセラーになってしまう

流れに疑問を感じます。

 

百田尚樹さんのこれまでの実績があってのこともあると思います。

 

ただ、これがもし名前もしれてない、有名人でもなんでもない、

ホームレスのような人が書いたとしたらどうだろうか。。。

 

作品として「カエルの楽園」はどうなのか。。

 

いい評価を書いてみようと思う

 

 この書籍から学べることは、国は集団心理でなりたっている

ということ。

 

多数決の原理が根強く蔓延している。

いや、多数決よりも大声の原理が成り立っている。

 

国会など、会議の場では人数よりも、

大声で叫ぶ、暴れる、揚げ足を取る奴が勝つ

ということをこの本では言っています。

 

ダラダラとそれを主張しています。

 

百田さんはそこから集団心理を無視しろと言ってるのか、

集団心理に従いなさいと言ってるのかはわかりません。

 

絵本のようなわかりやすい設定ですが、

結局「メッセージはこれです」という

のはありませんでした。

 

それでも、メッセージに気付ける人は

頭がいいっていう感じなのかな???

 

BOOKOFFに行けば、100円で売ってると思います。

 

食わず嫌いをしたくない人は、100円で購入して、

1時間以内にパパッと読み終えたらいいと思います。

 

最後に言い忘れてました。

 

百田尚樹さんもそうですが、この作品に出てくるカエルたちも

よくしゃべる奴が多い。

 

よくしゃべる奴が政治を動かすというか、その場の主導権を握る

と思ってるのかなって思った。(確かにそういう面はある)

 

僕は、無意味に話が長いやつが一番嫌いです。

 

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